非認知能力の主な要素

1. 自己肯定感（自分を信じる力）
2. 忍耐力・粘り強さ（困難に立ち向かい、諦めない力）
3. 意欲・主体性（自ら学び、挑戦する姿勢）
4. 協調性・社交性（他者と協力し、良好な関係を築く力）
5. 感情のコントロール（ストレスや怒りを適切に管理する力）
6. 創造力・問題解決力（新しいアイデアを考え、工夫する力）

なぜ非認知能力が重要なのか？

今までは、「賢い子に育てる」とは認知能力を伸ばすことだと思われてきました。ところが、幼少期に算数や読み書きを早く学んだ子と、小学校からスタートした子で、中学生になった時の学力を調べると差がなく、早め、早めに学力を高めても、しばらくすると追いつかれてしまうことがわかっています。
非認知能力はどうやって育てる？
非認知能力は、幼少期の経験や環境によって育まれます。特に、スポーツや習い事、遊びの中での試行錯誤や成功体験が大きな役割を果たします。
例えば、空手の稽古では…

挑戦し続ける力（難しい技や試合で粘り強く頑張る）
礼儀・協調性（先生や仲間との関わりを通じて学ぶ）
成功体験を積む（努力の結果として帯の昇級や試合の勝利を経験）

このように、武道である空手は、非認知能力を育むのに最適な環境の一つと言えます。